筆者が推奨する英単語の覚え方!このやり方を試してみてください!
こんにちは!
この記事は英単語を覚えることが苦手な人に読んでいただきたいです!
とは言っても自分が英単語を覚えるのが得意かと聞かれれば、そういうわけでもありませんw
ただ、もともと英単語を非効率的に覚えていた時があり、その時に比べたら覚える速度は確実に上昇しました。
生まれつき記憶力がいい人は、そんなに工夫しなくてもスラスラ英単語を覚えることができると思います。
しかし自分はそうではないので、やり方を工夫することで覚える速度を上げることができました。
なので皆さんにもそのやり方を共有していきたいと思います!
忘却曲線について知ろう!
まず忘却曲線というものをついて知りましょう!
忘却曲線とは、ヘルマン・エビングハウスという心理学者が提唱したもので、1度記憶したものをもう一度記憶するまでに必要な時間をどれくらい節約できたかを表す曲線です!
ウィキペディアの情報を参照すると
20分後には、節約率が58%
1時間後には、節約率が44%
約9時間後には、節約率は35%
1日後には、節約率が34%
2日後には、節約率が27%
6日後には、節約率が25%
1ヶ月後には、節約率が21%
となっています!
まず「節約」という言葉が使われているのに注目します。
例えば20分後には節約率が58%というのは、20分後に58%のことを覚えているというわけではありません。
よくここを勘違いしている人がいるのでちゃんと覚えてくださいw
節約率の求め方をウィキペディアからそのまま引き抜くと
(節約率)=(節約された時間または回数)÷(最初に要した時間または回数)
(節約された時間または回数)=(最初に要した時間または回数)-(覚え直すのに要した時間または回数)
となります!
こんなこと言われても意味わからないと思うので、具体例を出してみます。
ある単語を1度記憶するのに5分かかるとします。それを10分後に記憶し直すのに2分かかったとします。そうすると、最初に記憶した時から3分間節約したことになります。そうすると、節約率は3(節約された時間)÷5(最初に要した時間)=0.6(60%)となります!
難しいことを言いましたが、ポイントをまとめます!
忘却曲線は
「節約率が20分後に58%だとしたら、20分後に58%覚えている」
というわけではない、ということです!
「毎日○○個単語を覚えてどんどん進んでいく」をやってはいけない!
忘却曲線の節約率を見ると、日が経つにつれ一度記憶したものをもう一度記憶するためにかかる時間はどんどんかかっていくことがわかります。
「よし、これから毎日英単語を100個ずつ覚えていくぞ!」なんて気合を入れて、その範囲の100個だけを覚えて勉強終わり!なんてことしてませんか?
自分はそれをしていましたw
でもそれって忘却曲線の考え方を取り入れるとめちゃくちゃ非効率的なのです!
例えば2000個の単語が載っている単語帳があるとします。それを毎日100個ずつ覚えていくと20日かかることになります。
つまり、その日に覚えた100個を次に見るのは20日後になります!
そうすると節約率は22.3%くらいになるのです!
凄く非効率的ですよね!
1日に○○個の単語を覚えるという目標自体は悪くはありませんが、その○○個の単語は必ず近いうちに何回も見直すことが必要です!
自分の場合はある範囲の100個を覚えようとしたら、
①まず100個をざっと覚える。
②その日の終わりにまた同じ100個を見直す。
③翌日目覚めたら同じ100個を見直す。
④その3日後に同じ100個を見直す。
⑤その一週間後に100個を見直す。
ここまでくるとだいぶ頭に定着しているので、あとは気が向いたときに定期的に見直しています!
1ヶ月くらい経つと覚えていないものも多いですが、それでも見直すと結構すぐに記憶し直すことができます!
何度も何度も反復練習をすること!!
長々と英単語の覚え方について説明してきましたが、簡単に言うと繰り返し練習をすることが大切だということです!
そして先程の覚え方の①〜⑤における日数も目安でしかありません。
もし自分が記憶力が良い方だと思うなら頻度を減らしても良いし、そこまで記憶するのは得意ではないと思うのなら頻度を高めれば良いのです。
しかし、自分の体感的には繰り返す回数が多ければ多いほど定着率はぐんと上がります!
最初は慣れないことをすると大変だと思いますが、続けていればいつのまにかできるようになっているものです!
今まで英単語を覚えるのが苦手だった、という方はこの方法を試してみてください!
それでは!